お父さん
- katsuhikoyamamoto
- 2024年6月28日
- 読了時間: 2分
急でしたが、先日父とお別れをしました。
大好きな父だったので、寂しくてぽかーんとしてしまうけど、 十分すぎる思い出と幸せを家族に与えてくれたので、しっかり 前向いて行かなきゃと思いながら、まだ少しだけうじうじしてます。
父は昔は貿易の仕事でかっこよく海外飛び回ってたのに、危険が多いから と子供らを優先して、キツい仕事に転職してからは僕らが大学卒業するまで、 本当にボロボロになるまで働いて、朝の5時から夜の8時まで週6で、 何回も倒れて入院して、なんでそこまでできるんやろうと不思議やった。
自分の夢とか優先することもなく、社会的に立派な地位や名誉なんてないけど、 僕が人生の節目節目で選択を迫られた時、いつも大事な言葉をかけてくれて、 優しくて、面白くて、僕にとって世界一の父親でした。
子供の頃、いつか親がいなくなると気づいた時、そんな地獄恐ろし過ぎて 受け入れられなかったのを覚えてるけど、自分も大人になり、 父がいた後にたくさん新しい幸せが残って、悲しいよりもはるかに楽しい 思い出があって、姉弟とアルバムを見ながら大笑いし、葬儀中、後の席で ニコニコ癒やしてくれる我が子がいて、その最後の孫まで抱っこするまで長生きしてくれて、
もう十分でした。
最後に電話した時、切る前に
父が「ありがとう」なんて言うもんやから、
照れくさかったけど「こっちこそありがとう」て言えて、
たまたまやけど、それが最後の会話で良かった。
父としてこれ以上無いくらいの幸せを与えてくれたから、 明るく生きていきたいなと思います。
お父さんありがとう。
これを機に、父が教えてくれた綺麗な景色や、子供達を眺める時間を増やしたいなと思います。
現実の世界に生きていることをもっと感じて、 消えていきそうな日々の小さな幸せを噛み締めながら、
明るく楽しく、これからの音楽に変えていけると思います。
新しい楽器、二胡も買っちゃいました。
前向きな気持ちでいます。
ほいじゃまたです。



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